
ねぇ、赤ちゃんのミルクってお水にすごく気を使うじゃない?RO水を使ってもいいのかな?



いい質問だね!実はね、RO水は赤ちゃんのミルクづくりにもとても適している水なんだよ。



えっ、でも“ミネラルが全く入っていない水はよくない”って聞いたことあるけど……。



それ、確かに昔からよく言われていたんだけど、今は少し誤解されてる部分もあるんだ。
たとえば厚生労働省も、粉ミルクに使う水として“軟水が望ましい”って言ってるんだよ。



それじゃ、RO水って軟水になるの?



そう、RO水は硬度がほとんどゼロの“超軟水”。
しかも不純物がほとんど除去されてるから、重金属や化学物質などのリスクがとても少ないんだ。



それなら安心かも。でもミネラル不足にならない?



心配いらないよ!実は、粉ミルクには必要なミネラルがすでに含まれているの。
だから、ミルクを溶かす水にミネラルが入ってると、逆にミネラルが過剰になって赤ちゃんの腎臓に負担をかける可能性があるんだ。



なるほど!じゃあ“ミネラルが入ってないから危険”ってのは逆だったのね。



そうなんだ。特に赤ちゃんは腎臓機能が未発達だから、
不純物のないRO水のような水が体にやさしいって考えられているんだよ。
「RO水は赤ちゃんのミルクに安全か?」
■ 結論:”YES”です。
赤ちゃんのミルク作りにおいて、RO水は非常に安全かつ適しています。
安全性の根拠
項目 | 内容 |
---|---|
雑菌除去 | 0.0001ミクロンの逆浸透膜で細菌・ウイルス・重金属も除去 |
ミネラル量 | 限りなくゼロに近く、赤ちゃんの腎臓に負担をかけない |
化学物質 | 塩素・トリハロメタン・農薬なども除去可能 |
他の水と比較してどう?
水の種類 | 特徴 | 赤ちゃん向け? |
硬水(例:コントレックス) | ミネラル豊富で硬度300以上 | ❌ 腎臓に負担の可能性 |
水道水(日本) | 基本的に軟水だが塩素処理あり | △(加熱が前提) |
市販の軟水 | ミネラル含有量が少なめ | ◯ |
RO水 | 不純物を徹底除去、ほぼ純水 | ◎ 最も安心 |



じゃあRO水でミルクを作るのって、むしろ安心なんだね!



その通り♪ ただし注意点がひとつだけあるよ。



えっ、なに?



RO水は安全でも粉ミルク自体は加熱しないと滅菌できないから、ミルクづくりには一度沸騰させたRO水を使ってね。WHOも“70℃以上で調乳すること”を推奨してるよ。
使用時の注意点
- 粉ミルクは70℃以上で溶かすことが推奨(WHO基準)
- 沸かしたお湯は適温(40℃前後)に冷ましてから使用
- 開封後のRO水は冷蔵保存&24時間以内使用が理想
参考資料:https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/dl/070604-1b.pdf (厚生労働省)



そっか!水は安全でも、粉ミルクの方も気を付けないといけないんだね。



最近のRO型ウォーターサーバーは80℃以上のお湯が出てくるものもあるから、そういった機種を選べばすぐ安全なミルクを作ってあげられるよ。
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分かった!今日から眠い目をこすりながらお湯を沸かしたり冷ましたりしなくていいんだね。ありがとう!



どういたしまして!赤ちゃんの笑顔のために、安心な水を選んであげようね♪
まとめ
RO水は赤ちゃんのミルクに最適な選択肢!
不純物ゼロ・雑味ゼロ・ミネラルも安全レベル。どの水よりも「ピュア」で、「やさしい」水です。ママやパパの安心、そして赤ちゃんの未来のために、RO水は大きな味方になります!